汗と尿って何が違うの!?

「汗」と「尿」は、どちらも血液の液体成分の1つ「血漿(けっしょう)」から生成されるという共通点が有ります。

 

しかし、「汗」と「尿」は、それぞれ違う「働き」が有ります。そして、働きの違いから、「汗」と「尿」を構成する成分濃度も微妙に異なっています(原液が同じなので、ほぼ同じ成分が含まれています)。

 

汗と尿の働きの違い

汗と尿の絶対的な違いは「働き」に有ります。

 

汗の働き

汗の主な働きは「体温調節」です。後述する「尿の働き」とは違い、老廃物等を体外に排出する働きは有りません。

 

リンク:汗の役割と汗が出る理由

尿の働き

尿の主な働きは「老廃物や不必要な物などの排出」です。尿は腎臓で生成されるので、「腎臓の働き」と置き換える事が出来ます。

 

腎臓は血液に含まれる毒素などの老廃物をろ過して、尿として排出します。老廃物だけではなく、体液濃度を正常値に保つ為に「水分」や「イオン」などの量を調節する働きも有ります。そのため、体液濃度によっては、必要な物も必要以上に体内に蓄積しないように「尿」として排出するんですね。

 

汗と尿の成分の違い

汗と尿を構成する成分は非常に似ています。どちらも90%以上を水分が占めていて、その他に含まれている成分も、ナトリウムや塩素、マグネシウム、アンモニア、尿素などとほぼ同じ内容となっています。

 

ただし、一般的に尿には尿素が汗よりも多く含まれています。

 

構成する成分が同じであったとしても、さきほど紹介した「働き」の違いから、尿に含まれるのは体に不必要な物で、汗に含まれるのは体に必要な物ですので、意味合いが異なります。

 

汗をかくとトイレに行く回数が減る?

汗と尿ともに、そのほとんどが水分で構成されています。そのため、汗をたくさんかいた場合には、体内の水分は汗によって排出され、トイレに行く回数は減ります。

 

ただし、尿によって水分を排出する必要が無いからといって、老廃物が体内に溜まり続ける事は有りません。老廃物が溜まれば、排出されるので安心して下さい。

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